意味
soy boy(ソイ・ボーイ)とは、男らしくない女々しい男性を意味するスラングである。2017年後半くらいから使われだして一気に広まっていった。語源
soy(ソイ)とは「大豆」のことである。大豆は女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きを持つとされるイソフラボンが豊富に含まれていることがよく知られているので、「大豆を好んで食べる男は女性化が進む」、という連想から生まれたスラングである。また、大豆はタンパク源として菜食主義者(ベジタリアン)の人が好んで食べるので、「ベジタリアン=肉を食べない女々しいヤツら(真の男なら肉を食うべき!)」というイメージからも「大豆=女々しい」という連想が生まれた。
使い方
主にオルト・ライト(ネット右翼)の人たちが、今風なリベラルな男性をバカにするときに使用する。肉体的に女々しいというよりかは政治的・信条的に女々しいと彼らが考える男性に対して用いる。例えば、女に媚びて男のくせにやたらフェミニストアピールする人や、繊細で傷つきやすくすぐに差別だ差別だと騒ぐ人、自分が嫌いな政治勢力をすぐにナチ呼ばわりする人、肉を毛嫌いする菜食主義者など、そういう人たちがソイボーイ呼ばわりされる傾向にある。
cuck
同じく女々しくて無能な男性をあらわすスラングである cuck とほぼ同じ文脈で使用されるので、cuck の記事も参照のこと。soy
soy 単独で形容詞としても用いられる。「女々しい、軟弱な、根性なしの」などの意味で用いられる。例文
Shut the fuck up you soy boy faggot.女々しいソイボーイ野郎は黙っとけや。
He may be a soyboy feminist faggot, but I think he may be a genuinely nice person.
あいつはソイボーイなフェミニスト野郎かもしれないけど、純粋にいい奴かもしれないとオレは思う。
There is something very soy about men who hate Trump.
トランプを嫌う男たちってなんかすごく女々しいところがあるよな。