意味・使い方
cool story は、「いい話」「面白い話」「かっこいい話」などの意味。
bro は、「兄弟」「相棒」「ダチ」「おい」など、親しい男友達への呼びかけに使われる語。
つまり、そのままの意味だと「いい話だな、相棒」、という意味になるが、スラングとして使用される場合の意味はその反対で、相手の話に感心や感動をしているわけでは全くなく、つまらないどうでもいい話に対する皮肉として使われる。
「はいはいわろすわろす」「はいはい、おもしろいですねー(棒」「はいはいよかったねー」といったニュアンスで使われ、相手の話への無関心を表す。
退屈な話や、どうでもいい話、つまらない自分語り、tl;dr(長すぎて読みたくない)な話、明らかな釣り師のレス、などに対して用いられる。
4chan の /v/ (ビデオゲーム板)が発祥とされる。
画像掲示板の場合は、マーブルコミックス「The Incredible Hercules」の主人公ハーキュリーズの画像に「COOL STORY, BRO」のキャプションを付けたものが投稿されることが多い。
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tl;dr (too long; didn't read) の意味・用法・使用例
使用例
>まずいジョークに対して
Cool story, bro.
はいはいわろすわろす。
Person A: (彼女との悲劇的な別れを長々と話す)
Person B: cool story, bro
へー、そうなんだ。
A: This one time me and my brother were eating sandwiches and he was like 'dude, I hate mustard' and I was like 'yeah.'
B: cool story, bro.
A: この前さぁ、アニキと一緒にサンドイッチ食べてたらさぁ、アニキが「おいおい、俺マスタード大嫌いなんだよな」とか言うからさ、俺はさぁ「そっか」って
B: それは面白い話だな、我が友よ。
Troll: Halo invented the FPS video game genre!
Other Guy: Cool Story Bro.
釣り師: HaloがFPSというジャンルを生み出したんだぞ!
男: はいはいそうですね。
(※ Halo以前にすでにFPSというというジャンルは確立されていた。このように、明らかな釣りに対しても「はいはいよかったね」という意味合いで使われる。)
日本語バージョン: スゴイ物語、お兄ちゃん |